宇野昌磨、逆転V&15歳、山下真瑚2位/スケートカナダ

フィギュアスケートのGPシリーズがスタートし、第1戦/スケートアメリカでは、女子シングルで宮原知子が優勝、坂本花織が2位と、平昌五輪代表の二人が実力を見せつけました。

第2戦/スケートカナダでも、平昌五輪銀の宇野昌磨が、SPではミスがありましたが、フリーで逆転優勝。

最後の2つのコンビネーションで転倒してしまいましたが、演技終了時の昌磨の息づかいから、時間が4分に短縮された事で、ジャンプの難度が高い男子は余計に体力が消耗してしまうようですね。

この体力の部分は、練習や試合の場数をふんでなれるしかないでしょうから、シーズン後半になれば大丈夫かなと思います。

女子はメドベージェワがSPでまさかの演技で出遅れて心配しましたが、フリーで挽回して総合3位。それでも、彼女にすればまだまだ本調子という感じではないと思います。

個人的な意見としては、彼女はジャンプに入る際は難しい入りで跳んでますけど、その一方で、踏み切る際、体の浮き沈みが少々あるんですよね。なんか、ジャンプを跳ぶ時『ヨッコラショ』みたいな癖が…

今、ジャンプの改良中と言ってましたし、このあたりがこれからのメドベージェワの課題となるでしょうか…

トゥクタミシェワはSPで見事にトリプルアクセルを決めてみせましたね。フリーは失敗しましたけど、完全復活なるか楽しみです。

それにしても、トゥクタミシェワ、かなり痩せてません?顔がかなりゲッソリしてましたが…

山下真瑚が若い勢いで2位に入りました。ジャンプの質もいいですし、将来が楽しみな選手ですね。

日本女子は、ロシア女子と同じで次々いい選手が出てきてますけど、一方で、毎シーズン、日替りランチのように代表が入れ替わる可能性もあって、なんだか複雑ではあります…

五輪や世界選手権は最大3人までですからね…。枠は関係なく、世界ランキング上位者で競い合う大会なんかあったら面白いと思うんですけど…